猫耳とは何か。(草稿)
一般的な説明はwikipediaをみてもらうことにして。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E8%80%B3
http://en.wikipedia.org/wiki/Nekomimi
初出については昔調べたのですが、綿の国星(大島弓子)だと思います。それより古い文献は見つかりませんでした。
以降、日常的に使用されるようになってきており、最近では猫耳キャラじゃなくても(感情表現として)猫耳が生える場合すらありますし、直接生えてなくてもヘアバンドや帽子などで代用できるので世界観がファンタジーでなくても使用されます。
一般的には、猫耳の機能として下記のようなものがあげられます。
- 髪型に属性を付与する(触角、くせっけ、ツインテールなど)のと同等の役割、あるいは髪飾りとして機能する。
- 感情表現。生えたり、立ったり、ぺたんとなっていたりすることによって感情を表現する。
猫耳とアニミズムとの関連はよく指摘されるところですが、何故耳なのか、ということに関してはあまり考察がなされていないように思います。というわけで考えてみました。
耳の語源は、鎌田東二によれば、「身の中の身」で みみである。(身体の宇宙誌)。雷は神鳴りで、みみは神の声を聞くよりしろである。みみのみは巫女に通じていて、巫女/神子(みこ)は神意をうかがって神託を告げる者であって、やはりよりしろである。
つまり、耳は何か超自然的なもの声が聞くことができるんです。
そういえば、猫も人が見えないものが見えるなどと言います。猫耳だったら、なんかもう普通の人には聞こえないものもいろいろ聞こえそうじゃないですか。電波とか電波とか電波とか。
猫耳は、超自然的な感覚器であって、神秘的です。それが猫耳の魅力だと思います。
追記:そういえば 巳(み)も神のつかいだとか言われたりしますね・・。