2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

何番煎じか知らないけど三笠フーズ事故米のアフラトキシンのリスクについて大雑把に計算してみる。

http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/pdf/080905_2-01.pdf より、三笠フーズ事故米のアフラトキシン検出の最高濃度は0.05ppmで量は約10000kgでした。 安井先生がハイリスクグループについての計算をやってるみたい*1なので、私もハイリスクグルー…

ヒトは大きいラットではない(アフラトキシンB1の場合)

前エントリーではげっ歯類ベースのHERPについて書いたんですが、そんなことはすっかり忘れて今回はラットとヒトとは違うという話です。 ラットからヒトへの種間外挿する場合ですが、単純に体重あたりの摂取量(g/kg体重)で比較すればいいものでもありません。…

ビールは発がん性の飲料でその毒性はアフラトキシンの260倍以上

かなり出遅れてしまった感があるがアフラトキシンについて何か書いてみる。 最近かび毒であるアフラトキシンの記事をよく見かけるのだが、Wikipediaにはこんなふうに書いてある。 アフラトキシンは地上最強の天然発癌物質とされ、その毒性はダイオキシンの10…

DEA(ジエタノールアミン)、TEA(トリエタノールアミン)の発がん性について

コメント欄で質問をいただいたので部分的に答えてみる。でも答えるのはとりあえず一部だけです。DEAとTEAについて。 MU 2008/08/22 17:43 はじめまして。こんにちは。 こちらの日記の方が新しかったのに…。以前の日記にコメントしてしまいました。消し方が分…