権利とか義務とか

ある意味どうでも良いのですが権利と義務は対になっているわけではない。権利を主張するためには義務を果たさなければならないとか、そもそもそんなことがあるわけがない。というか、どこでそんな嘘を吹き込まれたのかと小一時間。

相対性理論は間違っているとか言うとこいつ大丈夫かなどと思われるのがおちですが、人文社会系だと不思議な言説がまかり通るのが不思議です。

権利義務関係というのはありますが、義務教育を例にとると「教育を受ける権利」がある人に「教育を受けさせる義務」がある、ということなので、権利のある人と、義務を持つ人は別人なんです。債権、の例は、金返せと請求できる権利で、これに対応する義務はお金を借りて請求されたら返さなきゃいけない、という義務です。

いや、それは違うぞ権利と義務はやはり対になってるんだと主張したい人もいるかと思いますが、権利、という言葉をオレ用語(?)にして好き勝手に定義して使用するのは権利の諸概念を確立させた偉大な先人達に対して失礼だと思うんです。だから何か別の用語を使ってください。間違いを拡大再生産するのはやめてください。

何故こうも勘違いする人が多いのか謎なんです。若い人だけではなく、わりと年配の方にも多いような気がします。うちの親も言いますから。偏見かもしれませんがプチ右翼の人も言いそうかかんじです。

誰か教えて下さい。

そもそも、世の中には不思議な言説が満ち溢れています・・。


ある意味どうでも良い と書いたのは明らかに間違ってる言説を相手にする必要はないと思うからですよ。地球はたいらだー だとか いや、球体だけど中は空洞なんだー だとか言ってる人を相手にするのと同レベルですから。