二次ロリ(ショタ)規制とか日本ユニセフ協会の署名活動とか
定期的に(一部で)盛り上がる話題で何よりです・・笑。いつエロゲが違法化されるかとドキドキしています。違法化されたら、子どもや孫に語るんだ。昔はエロゲって言うものがあってね・・・。PCモニタに向かいながら笑ったり泣いたりしてたんだよって*1。エロゲはあれはあれで完成された形で世界に輸出したいくらいの文化です*2。
それはさておき、いろんな人がいろんな事書いてるので特につけたすような事は無いと思うんですが、思ったことをつらつらと書いてみます・・。単純所持規制も問題が多いと思うけどとりあえずここではおいておきます。
疑問点をいくつか。
いったい誰が、二次ロリ(ショタ)規制を言い出したのか?
ユニセフは、マンガ、ゲーム、あるいはhentaiとも言われるアニメとかの規制なんて一言も言ってはいないし、懸念すらもしていない。子どもの権利条約選択議定書である、「子どもの売買、子ども売買春および子どもポルノグラフィーに関する子どもの権利条約の選択議定書(A/54/L.84)」にも書かれて無いし、もちろん子どもポルノグラフィーのいかなる定義にもあてはまらない。私の理解では、創作は子どもポルノグラフィーから外すというコンセンサスができている、ということになっている。欧米各国では法律で取り締まられているって書いてあるけど本当なのか。米国では規制したけど最高裁で違憲判決が出たよ。規制してる国、あるいはこれらの所持で有罪になった人がいる国を教えてよ。調べたいのだけど調べ方がわかりません・・。どういう法律で、どういう運用がされてるかとか。世界の状況がどうなってるのか正しい情報を与えずに、内外から声があるなどと言って署名を求めるのは、道義的によろしくないだろう。
何が問題なのかいまいちわからない。
日本ユニセフ協会のサイトの「被害者のいない子どもポルノ?」を読んでも何が問題なのか、私の頭が悪いせいなのかさっぱりわかりません。どこにも、マンガなどに問題があるという直接的表現はありません。ただ、下のような表現があるだけです。
マンガの内容そのものが子どもを性虐待することと繋がっているならば、実在の子どもたちがそういった性対象として見られてしまう可能性があるのです。
可能性と、実際にするかどうかは非常に大きな溝があるので、可能性だけで規制するというのはどうかと思う*3。署名集めるのに、こんな理由しかもってこれない所とか、あいまいな書き方をしてる文書しか無いということが全てを物語ってる気がする。もうちょっとましな理由をつけてきてよ。
たぶん、ポルノの存在そのものを否定するには、思想的にはキリスト教右派(よくわからない)とかラディカル・フェミニズムあたりから借りてくるしか無いと思うんだけど、主な論点はラディカルフェミニズムのポルノ論争でいろいろ済ませてあるはず・・だと思う。
蛇足だけれど谷川俊太郎さんの詩で、8歳くらいで性交する詩があったと思うんだ。。そのうち詩や小説も禁止なんですか。マンガがだめならもちろんだめですよねー。